札幌で家を建てる際、地価がどのように変動しているのか確認することも大切です。実は、ここ数年で札幌の地価推移は上昇傾向といわれています。そのため、どのタイミングで家を建てるべきなのか難しいのが現状です。今回は、地価推移を確認しながら札幌で家を建てるタイミングをご紹介します。
2022年時点の札幌市の公示地価は、平均17万0628円/m2です。坪単価は平均56万円で、変動率は8.06%上昇しています。変動率でいうと全国7位です。札幌市内でもエリアごとに変動率は異なりますが、上がるエリアはあっても下がるエリアはほとんどありません。中には、去年より10%以上上がっているエリアもあります。「東京オリンピック後は多少下がるのでは?」という予測もありましたが、むしろ上がっていることを考えれば今後も上昇傾向は続くでしょう。
参照元:土地代データ公式HP(https://tochidai.info/hokkaido/sapporo/)
札幌市の人気エリアの1つ中央区は、公示地価平均が60万7626円/m2で坪単価に換算すると200万8683円/坪と市全体の平均の4倍以上あります。そのため、生活に余裕がある人や生活範囲的に中央区以外考えられない人ではないかぎり難しいかもしれません。
「中央区は難しくてもその近辺に住みたい」という人は、北区と豊平区がおすすめです。北区は、札幌駅から北方に進むエリアで、大きな電器屋を始めショッピングが充実しています。飲食店も充実しており学生や通勤客が多いので、落ち着いた場所に住みたい人には不向きかもしれません。豊平区は、緑豊かな丘陵地や山林・河川が多数ある落ち着いた場所ですが、冷え込みが激しく-15℃になる日が多いです。
しかし、公示地価は北区が16万3055円/m2、豊平区が13万6408円/m2と隣の中央区よりかなり低いので、狙い目とみていいでしょう。
参照元:土地代データ公式HP(https://tochidai.info/hokkaido/sapporo/)
注文住宅を購入するタイミングは、ずばり今です。なぜなら、地価が上がる一方で下がる見込みがないから。要するに、購入するのが遅ければ遅いほど高い土地代を支払わなければいけないということなのです。もし、資金面含めて注文住宅を建てる準備ができている場合は、ハウスメーカーや不動産など早めに土地探しをおこなうのが出費を抑えられる秘訣でしょう。