初期費用を抑えて家づくりができるローコスト住宅。ここでは、札幌でローコスト住宅を建築するのに知っておきたい建設会社と施工例、また、ローコスト住宅を建てるうえでおさえておくべき注意点をまとめました。
参考価格:~2000万円
参考価格:2,298万円
ローコスト住宅の実現には、家を規格化し、企画に則って資材も統一化し、同じ資材を大量に仕入れているといった背景があります。自由設計と異なり間取りがすでに決まっているため、好きなようにデザインできません。
また、家の雰囲気や間取りだけでなく、家づくりにおける重要な柱の位置なども決まっているため、後からリフォームすることも困難です。
基本的に万人受けしやすい、暮らしやすいデザインと工夫が盛り込まれてはいますが、その一方で「通常とは異なる、オリジナリティのあるデザインにしたい」といった要望は実現できない可能性が高いです。
ローコスト住宅と自由設計の家を比較した場合、家を建てる費用はローコスト住宅に軍配が上がります。しかし、住んでから数年~数十年後のメンテナンスにおいては、ローコスト住宅は劣化がはやい、自己負担になるといったケースも少なくありません。
一方、自由設計などのローコストではない家の場合、アフターフォローがプランに含まれており、トラブルやメンテナンスの際に気軽に相談できます。
ローコスト住宅のプランでもアフターフォローが含まれている場合もありますので、フォローの有無と内容を事前によく確認しましょう。
たいていの場合、ローコスト住宅には洋室が採用されがちです。畳や障子、和の雰囲気を持つインテリアは費用がかさみがちで、ローコスト住宅にはあまり採用されません。
和室とローコスト住宅を両立したい場合、選択肢は限られることをおぼえておきましょう。
なかには、別途費用がかかりますが、オプションで和室を取り入れられるケースや、置き畳で対応できるケースもあるので、家づくりの際は担当者に聞いてみてください。
ローコスト住宅は、初期用が安く抑えられる一方で、注意しなければならない点があります。まず設計の自由度における制限が挙げられ、家の間取りに強い強こだわりがある人には合わないかもしれません。
間取りについては、和室はあまり採用されず、洋室になりがちです。
また、5年10年先のことを考えた場合、メンテナンスの必要性やランニングコストの面で苦労する可能性もあります。
こうした注意点をしっかりおさえて検討してみてください。