今回は、最新の札幌市の住民税についてご紹介します。札幌市の住民税は全国的に高いのか低いのか気になるところ。オマケで札幌以外の地域の住民税もまとめています。
札幌の住民税は、「市区町村民税」「都道府県民税」で均等割額と所得割率が異なりますが、どちらも超過課税がないので以下の数値になります。
合計比率は、均等割額が5,000円・所得割率が10%になります。たとえば、40代男性の平均年収が500万円なので、住民税が年間24.4万円で所得税が13.9万円という計算です。
ちなみに給与所得控除は年収によって異なりますが、「年収×10~30%+8~110万円」という計算になります。年収500万円の場合、「年収500万円×20%×44万円=144万円」です。他にも、配偶者控除や扶養控除、生命保険料控除など、住民税が免除される制度がたくさんあるので、年末調整や確定申告の時に忘れず申告しておきましょう。
住宅ローンは、「所得が3,000万円以下」「10年以上の返済期間がある」ことを条件に、年末のローン残高に応じて税額が免除される制度です。長期ローンを組んでいる人は、確定申告の申請と一緒に必ずおこないましょう。
住民税の申告は、毎年1月1日時点で居住していた地域で申請するので、札幌市の場合は大体2月中旬から約1ヶ月の間に申告します。源泉徴収の原本やマイナンバーカード、本人確認書類や控除ごとの必要書類が必要なのは他県と一緒ですね。最近は、電子システム「e-Tax」を使って自宅からの確定申告が主流になっています。
ちなみに、札幌市では個人住民税の税額や申告書の作成がシュミレーションできる「住民税額シミュレーションシステム」をリリースしています。申告前に大まかな金額を確認しておきたい人は、ぜひ活用してみてください。
宮城は、「復興財源」や「みやぎ環境税」が発生するので、均等割額は6,200円・所得割率は10%になります。
参照元:仙台市公式HP(https://www.city.sendai.jp/shiminze-kikaku/kurashi/tetsuzuki/zekin/kojin/gaiyo.html)