家族で住む時、賃貸物件に住むか土地を買ってマイホームを建ててしまうか迷う人が多いです。たしかに、賃貸とは違って住宅ローンの支払いや固定資産税のことが気がかりで、なかなか足を踏み出せない気持ちはわかります。今回は、札幌に3人家族で住む広さを3LDKと仮定して、賃貸と新築どちらにメリットが大きいのかご紹介しますね。
3人家族で住む広さを3 LDKと計算した場合、2022年6月29日調査時点で札幌10区の中で家賃が1番高いのは中央区で10.65万円、人気エリアの1つ豊平区が7.52万円ほどです。同じ札幌市でも、郊内から外れた手稲区や清田区なら6万円代です。
賃貸の場合、家賃に加えて敷金や礼金など初期費用がかかります。また、管理費や駐車場代が別途かかるケースもあるので、家賃の相場だけで判断しにくいデメリットも。賃貸はあくまで借り物なので、下手に汚してしまうと退去費が加算されてしまいます。
3人家族で住む広さを3LDKと計算した場合、北海道で新築を建てる相場が2000万円~といわれています。35年ローンを組んだ場合、一般的な固定金利が1.5%なので月々の返済額は93,133円必要です。さらに、土地代が加算されると数万円が上乗せされます。一見高いように見えますが、予め金額が決められるのといずれ支払いが終わるので、長期的な目で見ればコスパはいいです。なにより、資産として残せるのが最大のメリット。
他にも固定資産税の問題も出てきますが、住宅ローンの減税やすまい給付金など新築向けの補助金もあるので、上手く活用しながら賢く費用を抑えていきたいですね。
3人家族の場合、賃貸と注文住宅どちらに住むべきか考えた時、長期的に住むなら注文住宅がおすすめです。たしかに、月の出費を抑えられるのは賃貸ですが、世代にわたって快適な住まいを提供したいなら注文住宅のほうがコスパがいいですよ。転勤族のような予め住む期間が決まっているなら賃貸のほうが都合はいいですが、それ以外なら土地を見つけて注文住宅を建てるのがベストです。